*10/8 Sat. 14:00-18:00 月例ロービジョン研究会 [#o99e5a15] 東京女子大学で開催しました。 -発表1:小田(東京女子大学) --前座:単3電池1本のLEDライト-その2 ホームセンターでみつけた1本。手で握ると前方を照らす通常のモードになるが、手を離すと側面が光るランタンモードになる。明るさは前回紹介したものよりも高いよう。[[OHM製 LED B101S>http://ledlenser.blog2.fc2.com/blog-entry-4.html]] --前座2:AppleのMagic Trackpad iPhone, iPad, MacBookでジェスチャに慣れてくると、マウスが古めかしく不便に感じ始める --前座2:[[AppleのMagic Trackpad>http://www.apple.com/jp/magictrackpad/]] iPhone, iPad, MacBookでジェスチャに慣れてくると、マウスが古めかしく不便に感じ始める --前座3:Lion OS から導入された日本語版のVoiceOverについて OSX10.7 通称Lionがpre-installされているMac miniを起動すると いきなりMacが喋り始めて、初期設定が音声で行える!VoiceOverで視覚障害の ユーザがMacを使う方法については、[[argvの井上さんの紹介>http://www.argv.org/event/100130mac/Part2-VoiceOver.html]]が 詳しいが、OSX10.4 Tigerから10.6 Snow Leopardまでは、OSXだけでは 日本語が十分話せなかった。最近のMacOSのアクセシビリティについては、 [[御園さんのMailing List>http://www.lowvism.com/wordpress/?page_id=658]] が詳しいとのこと。ただ実際に使ってみた印象は、日本語の音声読み上げの 出来が今イチ(何だか外国人の日本語みたい)や音声の種類の少なさ (kyokoとkyoko Compact しかない)、漢字の詳細読みができないこと などから、実用になる範囲は限られそうだった。良いところも多く、 特に、システムに組み込まれていて、なんでも読み上げる機能は すばらしいので、日本語エンジンの改善に期待したい。 -発表2:吉野由美子(視覚障害リハビリテーション協会) --コスタリカで考えたこと、障害者権利条約の事や,社会的モデル他 -発表3:乙訓輝実(東京女子大学) --KL Vision2011報告 P.5.4 Vision Multiplexing Devices for Visually Impaired Gang Luo; Eli Peli Schepens Eye Research Institute, Department of Ophthalmology, Harvard Medical School, Boston, USA 周辺視野が損なわれ、視野が狭い患者には、望遠鏡を反対につかって広い視野を狭い視野に光学的に縮小する方法がある。その縮小画像を画像処理し、もともとの視野に重ねて表示すると 視野狭窄がある患者に周辺視野の情報と中心視野の情報を同時に利用できる。このような視覚多重化装置を利用したときの患者の成績を調べた。詳しくは、http://www.eri.harvard.edu/faculty/peli/papers/Augmented%20IEEE%20RAT_2.pdf -発表4:宮下佳子 --[紹介] 福生市庁カウンターの「インデックスパネル」ほか。詳しくは、http://www.taiji-fujimori.com/works/collab07.html -発表5:おおにしまどか --KL Vision2011報告 P.7.1 How to Control Magnifier Use, the Built-in Camera F. Nienke Boonstra, MD, PhD; Ralf F.A. Cox, PhD ; Annemieke M. Reimer, MRes ; C. Anton Verezen, PhD; Piet Rison; Bianca Huurneman, MSc 子どもに拡大光学 補助具を使わせると学校で自律な活動が増えるが、使えるようにするには、 どのように導入していったらよいのか?2歳でもスタンドやドーム型は使える。ダイナミックな課題でも3.5歳なら6週間程度の訓練で有意に成績が上昇した。 [[FrontPage]]