日本基礎心理学会第35回大会

ご挨拶

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日本基礎心理学会第35回大会は,2016年10月29日(土)と30日(日)に東京女子大学で開催させていただくことになりました。

東京女子大学での日本基礎心理学会大会の開催は初めてとなります。2年後の百周年を控えた東京女子大学は,文化庁登録有形文化財になっている歴史的建造物7棟が武蔵野の緑の中に配置され,とても美しいキャンパスです。秋の気候の良い時期に皆様をお迎えできますことを,本大会準備委員会一同,心から喜んでおります。
本大会では,「基礎心理学のアイデンティティ」「ロービジョンからの挑戦」「多感覚知覚研究の最前線」と意欲的な3つのシンポジウムを企画しています。また,大会前日の28日(金)には,例年通り,若手研究者によるサテライトオーラルセッションも開催いたします。
本学会の大会は,さまざまな研究に挑戦している研究者が研究成果やアイデアを発表し合う場,情報を交換し互いに刺激を与え合う場,そしてそれらを通じて基礎心理学の発展を図る場です。まだアイデアの段階のもの,研究に対する主張や考えの発表も歓迎いたします。また,若手研究者養成の場でもありますので,大学院生の積極的な発表を歓迎いたします。
多数のご参加とご発表を,心よりお待ち申し上げております。

日本基礎心理学会第35回大会準備委員会        委員長 小田 浩一

1.会期

2016年10月29日(土)~30日(日)

2.会場

東京女子大学
〒167-8585 東京都杉並区善福寺2-6-1,JR中央線西荻窪駅より徒歩10分
http://office.twcu.ac.jp/info/access.html

3.行事予定

(1)研究発表
発表形式は,ポスター発表(パネル展示)です。詳細は,大会ホームページにてお知らせいたします。

(2)シンポジウム
シンポジウム1:「基礎心理学のアイデンティティ」
今現在そしてこれからの基礎心理学とは何かということを,心理学内の他領域から見た存在感や,心理学外の学問領域から見たときの意義・期待を通して考えるシンポジウムを企画しています。

シンポジウム2:「ロービジョンからの挑戦」
ノーマルビジョンを中心に進んできた感覚知覚研究で,ロービジョンの人たちが日常的に直面している困難の解消ができるでしょうか?ロービジョンと基礎心理学の関係を考える企画です。

シンポジウム3:「多感覚知覚研究の最前線」
多感覚知覚研究は一時期のブームを超えて,もはや知覚研究のメインストリームの一つになりつつあります。触覚を含めた多感覚研究,社会性との接点,新たなデバイスを用いた研究など,最近の動向と今後について考えるシンポジウムを企画しています。

(3)サテライトオーラルセッション
日本基礎心理学会では,大会行事とは別に,10月28日(金)に東京女子大学にて,若手研究者によるサテライトオーラルセッションを開催いたします。詳細は大会ホームページでご案内いたします。

(4)懇親会
10月29日(土)夕刻に,東京女子大学に隣接している72年記念会館にて開催いたします。大学正門前のレストラン「ペーパーバン」のマスターが腕を奮って皆さんに自慢の料理を用意してくれます。要望に応えて院生価格を低く設定し,多数の参加を期待しています。参加登録時に,申込をお願いいたします。

(5)その他
理事会,編集委員会,総会が会期中に開催されます。

4.大会参加費・懇親会費

(1)大会参加費
前納 5,000円(院生 1,000円)
当日 7,000円(院生 3,500円)
(非会員一般 9,000円,非会員院生 4,500円,学部生 1,000円)

(2)懇親会費
前納 6,000円(院生 3,000円)
当日 7,000円

5. 大会参加・発表申込

(1)申込方法
①参加申込
演題・参加登録のページより,2016年7月25日(月) 8月1日(月)までに,同封の会員番号・パスワードでログインのうえ,お申し込みください。受付後に送信される登録受付完了メールにて,参加費等の振込先・振込金額を確認できるURLをお知らせします。参加申込後,1週間以内に参加費用をお納めください。
懇親会に参加ご希望の方も,予めオンラインシステムでの申込をお願いいたします。参加費の受領をもって,参加申込の受付完了とさせていただきます。当日は,振込の控えをご持参ください。
大会参加の申込は大会当日も受け付けますが,大会運営の都合上,できるだけオンラインシステムをご利用ください。非会員の方は,オンラインシステムのご利用ができませんので,会場にて参加費等をお支払いください。

②発表申込(主発表者の方のみ)
参加申込手続きに加えて,2016年7月25日(月) 8月1日(月)までに,日本基礎心理学会オンラインシステムにて発表申込を行ってください。申込時には,概要(400字以内)の提出をお願いいたします。なお,ご提出いただいた概要は,『基礎心理学研究』(2017年3月末日発行予定)に掲載される予定です。その際に概要の変更を希望される方には,大会会期終了翌日まで受け付けます。ただし,発表タイトル,発表者情報の変更は受け付けません。

(2)発表者の資格
①主発表者
発表申込の時点で正会員であり,年会費の滞納がないことが条件になります。主発表者になることができるのは,1発表のみに限られます。なお,発表当日において年会費が未納である場合には,発表取り消しになりますので,ご注意ください。
学会に未入会の方は,2016年7月12日(火)までに日本基礎心理学会事務センターに入会申込書をお送り頂いたうえで,発表をお申し込みください。
②連名発表者
非会員の方でも連名発表者になることができます。大会に参加される場合には,参加費を当日お支払いください。

(3)発表形式
発表形式は,ポスター発表とします。大会の初日あるいは2日目のいずれかに,ポスターを掲示し,準備委員会で決めた在席時間にて発表をお願いいたします。

(4)優秀発表賞
2016年度末において35歳未満である主発表者が対象となります。対象の方は発表申込時に申告してください。なお規定に従い,申告が無かった場合には審査対象から外されます。選考結果は『基礎心理学研究』の会報欄で広報され,同誌に優秀発表賞の概要等が掲載されます。加えて,2017年度の総会において授与式が行われます。

優秀発表賞の審査資料用要旨提出のお願い
優秀発表賞の審査対象となる方は,審査を円滑に進めるために,プログラム掲載用の要旨(発表申込の概要:400字以内)とは別に,審査資料用要旨(A4用紙1枚以内)を,オンラインシステムにて8月8日(月)までにご提出ください。この審査資料用要旨の提出は,発表および審査の必要要件ではありませんが,円滑な審査のためにご協力をお願いいたします。

6.今後の予定

2016年9月下旬に,会員の方全員に大会プログラムをお送りする予定です。

7.問い合わせ先

(1)第35回大会に関するお問い合わせ
日本基礎心理学会第35回大会準備委員会
〒167-8585 東京都杉並区善福寺2-6-1
東京女子大学 現代教養学部 心理学専攻内
電子メール  jps2016@ml.twcu.ac.jp

(2)参加・発表申込,原稿投稿および参加費等納入に関するお問い合わせ
日本基礎心理学会大会ヘルプデスク
〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター
電子メール kisoshin-desk@bunken.co.jp

(3)参加・発表資格,オンラインシステムID・パスワードに関するお問い合わせ
日本基礎心理学会事務センター
〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター
電子メール kisoshin-post@bunken.co.jp